薄束核
薄束核(別名:ゴル核)は、以下の特徴を持つ重要な神経核です:
- 楔状束核の内側に位置する
- 細胞学的に3つの領域に分類される
- ニューロンの特徴:
- 中程度の大きさの細胞体(三角形、多角形、または卵形)
- 比較的短く、中程度に分岐した少数の樹状突起
- 円形または楕円形の核(核膜に深い陥入がしばしば見られる)
- 主な機能:
- 薄束を上行する後根線維からの入力を受け取る
- 内側弓状線維を形成し、内側毛帯へ情報を伝達する
この核は、体性感覚情報の重要な中継点としての役割を果たしています。
脳の断面(模式図を含む)
eに対応する迷走神経の高さ(延髄)の断面の模式図
J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)
J0863 (錐体交叉を通る脳幹の断面)
J0864 (錐体交叉とオリーブ間を通る脳幹の断面)
J0862 (図873-880で示された切断方向を示す、8〜9か月の人間の胎児の脳幹:後方およびやや右側からの図)