脳幹 Truncus encephali

J0833 (脳幹:脳の正中断面を左側からの図)

J0834 (脳の底部:下方からの図)

J0835 (脳幹:右方からの図)

J0836 (菱形窩:後方からの図)

J0837 (菱形窩:後方からの模式図)

J0841 (脳幹:小脳の右半分が除去)

J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)

J0863 (錐体交叉を通る脳幹の断面)

J0864 (錐体交叉とオリーブ間を通る脳幹の断面)

J0865 (オリーブ中央を通る脳幹の断面)

J0866 (蝸牛神経が入る部位を通る脳幹の断面)

J0867 (顔面神経核、外転神経核を通る脳幹の断面)

J0868 (三叉神経を通る脳幹の断面)

J0869 (上髄帆と橋中央部を通る脳幹の断面)

J0870 (下丘と滑車神経核を通る脳幹の断面)

J0871 (動眼神経の高さを通る脳幹の断面)

J0872 (四丘体と脳幹を横切るやや図示化され断面)

J0862 (図873-880で示された切断方向を示す、8〜9か月の人間の胎児の脳幹:後方およびやや右側からの図)

J0873 (毛帯(感覚)交叉の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0874 (舌下神経根および迷走神経根の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0875 (聴結節および舌咽神経根の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0876 (内耳神経の入口および顔面神経出口の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0877 (外転神経核および顔面神経出口の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0878 (三叉神経開口部(台形体)の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0879 (滑車神経交叉の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)

J0880 (動眼神経の開口部の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)
1. 解剖学的構造
1.1 基本構造と構成要素
- 脳幹は延髄(Medulla oblongata)、橋(Pons)、中脳(Mesencephalon)の3つの主要部位から構成され、脳と脊髄を接続する重要な構造である (Standring et al., 2015)。
- 延髄は最下部に位置し、脊髄への移行部を形成している (Gray and Lewis, 2018)。
- 橋は中間部に位置し、小脳との連絡を担う重要な中継点である (Crossman and Neary, 2014)。
- 中脳は最上部に位置し、大脳との連絡を担っている (Snell, 2010)。
- 日本の神経解剖学では間脳や大脳核も脳幹に含めることがあり、この定義の違いに留意する必要がある (水野, 2016)。
1.2 外部形態学的特徴
- 前面(腹側面)では、錐体、オリーブ核、橋、大脳脚が特徴的な構造として観察される (Netter, 2019)。
- 後面(背側面)では第四脳室底(菱形窩)が重要な解剖学的指標となっている (Fix, 2008)。
- 側面からの観察では、各部位の境界と脳神経の出入部が明確に識別できる (Crossman and Neary, 2014)。
1.3 内部構造
- 内部構造には、上行性・下行性伝導路、脳神経核、網様体などが複雑に配置されている (Hendelman, 2015)。
- 白質には感覚情報や運動指令を伝達する神経伝導路が走行している (Purves et al., 2018)。
- 灰白質には脳神経核や網様体などの神経細胞体の集合が存在する (Martin, 2012)。
1.4 神経伝導路
- 上行性伝導路は、脊髄や脳幹から大脳皮質へ感覚情報を伝達する経路である (Purves et al., 2018)。
- 下行性伝導路は、大脳皮質から脊髄へ運動指令を伝達する経路である (Purves et al., 2018)。