強膜静脈洞
強膜静脈洞は、以下のような特徴を持つ眼の構造です:
- シュレム管とも呼ばれる輪状に走る静脈性血管です
- 内側は虹彩角膜角櫛状靱帯により境界が決まっています
- 中断もしくは重複することがあります
- 前眼房から眼房水を受け入れる役割があります
この構造は1830年にドイツの解剖学者Friedrich Schlemm(1795-1858)によって、角膜と強膜の間にある環状小静脈洞として記載されました
J0980 (右眼球の水平断:模式的な上方からの断面図)
J0982 (外眼球軸(子午線)断面)
J0986 (眼の血管の模式図)