後側頭板間静脈 Vena diploica temporalis posterior
基本情報
- 後側頭板間静脈は、頭蓋骨の板間(骨の内板と外板の間)を走行する静脈の一つである
- 頭蓋内外の血液循環を連結する重要な役割を担う
解剖学的特徴
- 側頭骨の板間を走行する
- 後耳介静脈と横静脈洞に開口する
- 後方に位置している
用語の変遷
- 旧解剖学用語(P.N.A.)では「V. diploica temporalis posterior」とされているが、実際には頭頂骨内を走行するため、「V. diploica parietalis posterior(後頭頂板間静脈)」とすべきという見解がある