右冠状動脈
右冠状動脈は、心臓の冠状動脈系における主要な血管の一つです。その主な特徴は以下の通りです:
- 大動脈の起始部(大動脈洞)の前面から始まります。
- 肺動脈と右心耳の間を通り、冠状溝に達します。
- 冠状溝を右回りに進み、心臓の後面へと進行します。
- 右辺縁枝を下方へと分岐させます。
- 主幹は後室間溝を下行する太い動脈(後室間枝)となり、心尖に向かって下降します。
右冠状動脈は、主に心臓の右側と後面に血液を供給する重要な役割を担っています。
J0547 (大動脈弁を広げた図)
J0549 (心臓の動脈、正面上方からの図)
J0550 (心臓の動脈、背尾図)
J0552 (心臓の静脈:腹頭方からの図)
J0556 (大動脈弓とその枝:左前方からの図)