肝冠状間膜は、肝臓の上面と後面を覆う腹膜に連なり、横隔膜の下面を覆う腹膜に続きます。肝臓を覆う腹膜が横隔膜を覆う腹膜に移行する場所が、肝冠状間膜です。胎児期の肝臓では、冠状間膜は肝臓の上部で冠のように曲がりくねっているため、この名前が付けられました。