尿管 Ureter

J0593 (男性骨盤の動脈、左方からの図)

J0594 (女性骨盤の動脈:左前方からの図)

J0595 (子宮とその周囲の動脈:背面から、わずかに左方からの図)

J0622 (男性の下大静脈、前方からの図)

J0623 (男性骨盤の静脈、右半分、左方からの図)

J0625 (女性の骨盤臓器の静脈:左側からの図)

J0626 (女性の骨盤の静脈:右半分、左からやや前方からの図)

J0728 (男性の前腹壁(下半分):後方からの図)

J0764 (後腹壁にある男性の泌尿器:前方からの図)

J0765 (右腎:前面からの図)

J0766 (左腎:前方からの図)

J0767 (右腎:後方からの図)

J0768 (右腎:背側からの割面図)

J0769 (露出された腎盂を持つ右腎臓:後方からの図)

J0770 (新生児の腎臓:前方からの図)

J0771 (膀胱、拡張時の周囲構造付き:後方からの図)

J0772 (膀胱、表面の筋層を取り除き拡張:後上方からの図)

J0786 (左側の骨盤壁を除去した後の男性の骨盤臓器:左方からの図)

J0793 (子宮、卵管および卵巣:後方からの図)

J0796 (女性の骨盤臓器、左側の骨盤壁を除去:左側からの図)

J0797 (女性の骨盤臓器の正中矢状断面:左側からの右半分の図)

J0798 (女性の骨盤臓器:上方からの図)

J0977 (腹腔神経叢:前面からの図)
尿管は、腎臓から膀胱へと尿を運ぶ中空の筋性管で、泌尿器系の重要な構成要素です。以下に、解剖学的特徴と臨床的意義を詳述します(Gray and Williams, 2020; Netter, 2023):
解剖学的特徴
- 位置と経路:
- 起始:腎盂から始まり、腎門(腎臓のくぼみ)の内下側から出ます(Drake et al., 2020)。
- 走行:後腹膜腔を通り、大腰筋の前面を斜めに内下方へ進みます。
- 交差:総腸骨動脈(または外腸骨動脈)と交差し、骨盤腔へ入ります。
- 終末:膀胱三角部の外側角に開口します(尿管口)。
- 形態と寸法:
- 長さ:成人で約25~30cm(右側がやや短い傾向)(Moore et al., 2022)。
- 直径:2~8mm(部位により変動、平均3mm程度)。
- 壁厚:約1~3mm。
- 組織学的構造:
- 粘膜層:移行上皮(尿路上皮)で、尿による化学的刺激に対する防御機能があります(Ross and Pawlina, 2021)。
- 粘膜下層:疎性結合組織からなり、血管に富みます。
- 筋層:平滑筋で、内側縦層、中間輪層、外側縦層の3層構造(特に下部では明確)。
- 外膜:結合組織からなる薄い層で、周囲組織と連続しています。
- 生理的狭窄部(臨床的に重要な3箇所):
- 血液供給:
- 神経支配:
機能と生理
臨床的意義
尿管は単純な管状構造に見えますが、複雑な機能と重要な臨床的意義を持つ器官です。その解剖学的特徴を理解することは、泌尿器科疾患の診断と治療において不可欠です(Robbins and Cotran, 2022)。
参考文献
- Campbell-Walsh (2022) Urology. 12th ed. Philadelphia: Elsevier. - 泌尿器科学の世界的な標準テキストで、尿管の臨床的側面に関する包括的な情報を提供しています。