舌の下面は、薄く平滑な粘膜で覆われています。下面の中央には、舌尖から口腔底に向かって走る薄い粘膜ヒダがあります。このヒダを舌小帯と呼びます。舌小帯の左右には、粘膜下を前後に走る静脈(舌深静脈)が透けて見えます。さらに、その外側には弱い鋸歯状の粘膜ヒダ、すなわち采状ヒダがあります。