長母趾屈筋 Musculus flexor hallucis longus

J0250 (右の脛骨と腓骨、筋の起こる所および着く所:後方からの図)

J0275 (右足の骨:足筋の起こる所と着く所を示す足底側の図)

J0513 (右下腿の筋(第二層):後方からの図)

J0514 (右下腿の筋(第3層):後方から図)

J0515 (右下肢の筋(第4層):後方からの図)

J0518 (右足底の筋(第2層))

J0524 (右足の筋:脛側からの図)

J0601 (右下腿の動脈:背側からの図)

J0966 (右下腿の筋神経:後方からの図)

J0968 (右足底の深部神経、下方からの図)
長母趾屈筋は、下腿後面深層に位置する筋肉で、母趾の強力な屈曲を担う重要な構造です。以下、解剖学的特徴と臨床的意義を詳述します(Gray, 2020; Standring, 2021)。
解剖学的特徴
起始
- 腓骨体後面の中央2/3
- 下腿骨間膜の後面
- 下腿筋膜深層
- 後下腿筋間中隔および周囲の筋膜構造(Moore et al., 2019)
停止
- 母趾末節骨底部の底側面
- 停止部は母趾に特化しており、これが筋名の由来となっている
神経支配
- 脛骨神経(S2, S3神経根レベル)(Drake et al., 2020)
- 神経は筋腹の近位部で筋に進入し、複数の筋枝に分岐する
血液供給
- 主に後脛骨動脈からの筋枝
- 腓骨動脈からの穿通枝も筋の外側部に栄養を供給
- 筋内血管は縦走する血管網を形成し、筋の栄養と代謝を維持(Standring, 2021)
走行と関連構造