肩甲挙筋
肩甲挙筋は、頚部と肩甲骨を結ぶ重要な筋肉です。以下にその主な特徴をまとめます:
- 起始:上位4つの頚椎の横突起
- 停止:肩甲骨の上角および肩甲棘より上部の内側縁
- 位置:斜角筋と板状筋の間に位置し、僧帽筋に覆われる
- 走行:外側頚三角から斜め下方へ
- 変異:起始や停止に変異がみられ、背側迷束や腹側迷束として知られる
- 神経支配:主にC3とC4の神経根
肩甲挙筋は、その名が示すとおり、主に肩甲骨を挙上する機能を担っています。
J0164 (右肩甲骨、筋の起こる所と着く所:前面からの図)
J0418 (頚部の筋(第2層):右側からの図)
J0419 (頚部の筋(第3層):前方からの図)
J0420 (頚部の筋(第3層):右側からの図)
J0425 (右側の斜角筋:右側からの図)