解剖学的結合線

解剖学的結合線は、骨盤の重要な測定値の一つです。以下にその定義を示します:

  1. 骨盤上口付近の縦径に位置する線です。
  2. 岬角中点と恥骨結合上縁中点を結ぶ径を指します。
  3. 真結合線(産科学的結合線)よりもやや長く、平均11.8cmです。
  4. 真結合線(産科学的結合線)との区別のため、解剖学的真結合線とも呼ばれます。

この測定値は骨盤の形状や大きさの評価に用いられ、特に産科学において重要な指標となります。

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J0227 (女性の骨盤、正中断:左からの右半分、登録された直径付き)