肩峰関節面(鎖骨の)Facies articularis acromialis claviculae

J0166 (右の鎖骨、下方からの図)
解剖学的特徴
位置と形態:
- 鎖骨の外側端(肩峰端)に位置する小さな楕円形または円形の関節面(Standring, 2020)
- 関節面の大きさは約1.5〜2.0cm、やや凸面または平坦な形状を呈する(Moore et al., 2018)
- 関節面の長軸は前後方向に配置され、わずかに下外側を向く(Netter, 2018)
- 関節軟骨で覆われており、線維軟骨性の関節円板を介して肩甲骨の肩峰と接する(Palastanga & Soames, 2012)
関節構造:
- 肩峰関節面は肩甲骨の肩峰内側縁の鎖骨関節面と対向し、肩鎖関節(acromioclavicular joint)を形成(Standring, 2020)
- この関節は平面関節(滑膜性関節)に分類され、限られた範囲での滑走運動を可能にする(Moore et al., 2018)
- 関節包は比較的緩く、上方は肩鎖靱帯によって補強される(Neumann, 2016)
- 関節内には楔状の関節円板が存在することが多く、加齢とともに退行変性を示す(DePalma, 1963)
周囲構造との関係:
- 上方:僧帽筋の付着部、肩鎖靱帯(Standring, 2020)
- 下方:烏口鎖骨靱帯(菱形靱帯と円錐靱帯)が鎖骨と烏口突起を連結(Netter, 2018)
- 前方:三角筋前部線維の起始部(Moore et al., 2018)
- 後方:僧帽筋の付着部(Standring, 2020)
機能的意義