肋軟骨
肋軟骨は以下のような特徴を持つ構造です:
- 胸郭の前部を形成し、肋骨と胸骨をつなぐ軟骨です。
- 上位7対の肋骨を胸骨側面に結びつける硝子軟骨性の構造です。
- 第7肋軟骨の一部は下方で第8〜10番肋軟骨に順次接続します。
- 浮遊肋(第11・12肋骨)の肋軟骨は腹壁の筋肉に付着しています。
肋軟骨の重要な機能:
加齢に伴う変化:
- 老年期になると肋軟骨表層から石灰化が進み、硬くなる傾向があります。
これらの特徴により、肋軟骨は呼吸運動と胸郭の保護において重要な役割を果たしています。
J0307 (胸骨と肋骨と靱帯:前方からの図)