肋軟骨 Cartilago costalis

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J0307 (胸骨と肋骨と靱帯:前方からの図)

定義と基本構造

肋軟骨は、肋骨の前端から胸骨に向かって伸びる硝子軟骨性の構造物で、胸郭の前部を形成する重要な構成要素です (Standring, 2020)。各肋骨はそれぞれ対応する肋軟骨を持ち、これにより骨性胸郭と胸骨が連結されています (Moore et al., 2017)。

解剖学的分類

組織学的特徴

肋軟骨は硝子軟骨(hyaline cartilage)で構成されており、軟骨細胞が豊富な細胞外基質内に存在します (Standring, 2020)。表面は軟骨膜(perichondrium)で覆われています。硝子軟骨の特性により、肋軟骨は圧縮力に強く、かつ適度な弾力性を持ちます。

機能的役割

加齢に伴う変化

肋軟骨は加齢とともに顕著な変化を示します: