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J0026 (右の側頭骨:外側からの図)

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J0028 (右の側頭骨:下方からの図)

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J0029 (右の側頭骨:前方からの図)

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J0284 (右側の顎関節:外側からの図)

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J0295 (頭蓋骨と頚椎の靭帯:右側からの図)

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J0355 (頭蓋骨:後頭前頭方向からのX線像)

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J0357 (頭蓋骨:右左方向からのX線像、軸線は右の外耳道の少し上から入ります)

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J0417 (頚部の筋(2層):前方からの図)

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J0420 (頚部の筋(第3層):右側からの図)

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J0453 (広い背筋(第3層):背面図)

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J0454 (頚部の筋(左:第2層、右:第3層):背面図)

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J0456 (長い背筋(第2層):背面図)

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J0457 (背部の短い筋(第1層):背面からの図)

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J0458 (短い背筋(2層):背面図)

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J0459 (短い背筋(第3層):背面図)

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J0460 (短い頚部の筋:後方からの図)

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J0909 (右の翼突管神経(ヴィディアン神経):右方からの図)

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J0912 (右の下顎神経の分岐、浅層)

乳様突起 Processus mastoideus

1. 解剖学的構造

1.1 基本構造と位置

乳様突起は側頭骨乳突部の主要部分を形成し、下方前方に向かって突出する大きな骨性突起である (Moore et al., 2019)。外側面は胸鎖乳突筋の強力な付着部位となり、粗造な表面を呈する (Netter, 2018)。

1.2 内部構造

内部構造は蜂巣状で、成人では数百個の含気性の小腔(乳突蜂巣)が存在する (Schuknecht, 2023)。乳突蜂巣は互いに迷路状に連絡し、上部の乳突洞(主腔)に集合する (Gray et al., 2020)。乳突洞は、乳突洞口を介して鼓室上部(上鼓室)と交通している (Gulya et al., 2020)。

1.3 粘膜構造

生体では、中耳粘膜が乳突洞を経由してすべての乳突蜂巣を被覆し、含気化に重要な役割を果たしている (Merchant and Nadol, 2020)。

1.4 発達過程

乳様突起の発達は年齢により異なり、新生児期はほとんど発達していない (Proctor, 2019)。成長とともに含気化が進行し、成人型の構造を形成する (Standring, 2021)。

2. 臨床的意義

2.1 病理学的側面

中耳炎の合併症として乳様突起炎を引き起こすことがあり、重要な診療対象となる (Merchant and Nadol, 2020)。粘膜の炎症は中耳炎から波及する可能性があり、適切な治療が必要である (Merchant and Nadol, 2020)。

2.2 外科解剖学

乳突洞削開術(乳様突起削開術)の重要な手術解剖の基準点となる (Pensak and Choo, 2018)。顔面神経が乳様突起内を走行するため、手術時には細心の注意が必要である (Jackler and Brackmann, 2021)。

3. 参考文献