蝶形骨の大翼
蝶形骨の大翼は、蝶形骨体の後部外側から前外側に翼状に広がる部分で、以下の特徴を持っています:
- 3つの面(上面、外側面、内側面)と3つの縁を持つ
- 上面は大脳面と呼ばれ、中頭蓋窩の一部を形成する
- 外側面は側頭面(上部)と側頭下面(下部)に分かれる
- 内側面の大部分は眼窩面で、眼窩外側壁の形成に関与する
- 正円孔、卵円孔、棘孔という3つの重要な孔がある
- 周囲の骨(前頭骨、頭頂骨、側頭骨)と結合している
これらの構造により、蝶形骨の大翼は頭蓋の形成や神経・血管の通路として重要な役割を果たしています。
J0023 (蝶形骨:上方からの図)
J0024 (蝶形骨:前方からの図)
J0025 (蝶形骨:後方からの図)
J0085 (内頭蓋底、アノテーション付き)
J0086 (左側からの頭蓋骨の正中切断図)
J0087 (左側からの頭蓋骨の正中断図)