蝶形骨体
蝶形骨体は、蝶形骨の中央部に位置する立方体状の構造です。主な特徴は以下の通りです:
- 上面中央部にトルコ鞍があり、その中央に下垂体窩があります。
- トルコ鞍の後方には鞍背があり、その両側外側端に後床突起があります。
- 下垂体窩の前には鞍結節があり、その前に視神経交叉溝があります。
- 体の前部は小翼、後部は大翼と結合しています。
- 下面は鼻腔と咽頭腔の上壁を形成し、中央に蝶形骨吻が突出しています。
- 内部には蝶形骨洞という空洞があり、蝶形骨洞中隔で左右に分かれています。
蝶形骨体は、頭蓋の中央部で重要な構造的役割を果たしています。
J0023 (蝶形骨:上方からの図)
J0024 (蝶形骨:前方からの図)
J0044 (篩骨、垂直板:左方からの図)
J0051 (鋤骨:左方からの図)
J0052 (鋤骨:前面からの図)
J0085 (内頭蓋底、アノテーション付き)