外後頭隆起 Protuberantia occipitalis externa

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J0021 (後頭骨:後下方からの図)

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J0022 (後頭骨:右側からの図)

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J0087 (左側からの頭蓋骨の正中断図)

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J0295 (頭蓋骨と頚椎の靭帯:右側からの図)

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J0357 (頭蓋骨:右左方向からのX線像、軸線は右の外耳道の少し上から入ります)

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J0415 (右側の頭頚部の筋:後方からの図)

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J0449 (広い背中の筋(第2層):背面図)

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J0453 (広い背筋(第3層):背面図)

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J0454 (頚部の筋(左:第2層、右:第3層):背面図)

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J0455 (長い背筋(1層目):背面図)

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J0456 (長い背筋(第2層):背面図)

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J0457 (背部の短い筋(第1層):背面からの図)

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J0458 (短い背筋(2層):背面図)

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J0459 (短い背筋(第3層):背面図)

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J0460 (短い頚部の筋:後方からの図)

外後頭隆起は、後頭骨の後頭鱗の外側ほぼ中央に位置する骨性隆起です。解剖学的および臨床的に重要な構造で、その詳細は以下の通りです。

1. 解剖学的構造

1.1 位置と形態

外後頭隆起は頭蓋骨の後部中央、後頭骨の外面に位置する突出部です(Gray and Lewis, 2019)。上項線(linea nuchae superior)と最上項線(linea nuchae suprema)の間に位置します(Netter, 2018)。

1.2 靱帯・筋の付着

項靱帯(ligamentum nuchae)の付着部となっています(Tubbs et al., 2016)。僧帽筋(m. trapezius)や頭板状筋(m. splenius capitis)など、複数の頚部筋肉の起始部として機能します(Clemente, 2010)。

2. 機能的意義

外後頭隆起は脳の重量を支える重要な役割を果たします(Scheuer and Black, 2004)。首の筋肉が頭部を動かすための力点となり、頭部の伸展と回旋運動に寄与します(Kapandji, 2008)。また、項靱帯を介して頸椎と連結し、頭部の姿勢維持に貢献します(Bogduk, 2016)。

3. 臨床的意義

3.1 体表解剖学的ランドマーク

触診の際の重要なランドマークとなり、髪を結ぶ際に頭部後方で容易に触知できます(Magee, 2014)。外傷性頭蓋骨骨折の評価において参照点となることがあります(Saukko and Knight, 2015)。

3.2 疼痛との関連

頚部筋の付着部であるため、緊張性頭痛や後頭神経痛の原因部位となることがあります(Fernández-de-las-Peñas et al., 2010)。長時間の前傾姿勢によるスマートフォン使用などで、この部位の骨棘形成(通称「スマホ首」)が若年層でも報告されています(Shahar and Sayers, 2018)。

4. 形態学的変異

日本人の頭蓋骨に関する形態学的研究では、以下のことが明らかになっています(平田, 2000; 山口, 2015)。

4.1 個人差と性差

隆起の程度には顕著な個人差があり、性差も認められます(男性でより発達する傾向)(鈴木, 2010)。隆起の下縁は上項線によって比較的明瞭に区分されますが、上縁は一般に不明瞭です(木田, 2008)。

4.2 日本人における発現頻度