ラムダ状縁
ラムダ状縁は、後頭骨の後縁が頭頂骨と接する部分を指します。この構造は頭蓋骨の後部を形成する重要な要素であり、ラムダ状縫合の一部を成しています。
ラムダ状縁の特徴と重要性は以下の通りです:
- その名称はギリシャ文字のラムダ(λ)の形に由来しています。
- 頭蓋冠の形成と頭蓋骨の成長に重要な役割を果たしています。
- この部位は胎生期に小泉門が存在した場所です。
- ラムダ状縁は、後頭骨と左右の頭頂骨との間にある繊維性の関節(ラムダ状縫合)を形成します。
ラムダ状縁は、頭蓋骨の後部の形状と構造を理解する上で重要な解剖学的特徴の一つです。
J0020 (後頭骨:前方からの図)