人体の体部

体表面の領域に相当するため、「体表部位Regiones superficiales」と表現する方が適切であるかもしれません。これらの部位の多くは、確立された役に立つ用語ですが、幾何学的な抽象概念を超えるものではありません。例えば、「腹Abdomen」の境界は国によって異なりますが、部位の概念は臨床目的で使用されますので、あまり厳密な意味には使われません。そのため、用語に一貫性を持たせるほど正確な定義を与える必要はありません。臨床医療の分野では、より正確に表現するため、通常、骨格の定点から実際に計測されます。 人体は広義で、体幹と上肢・下肢(体肢)に分けられます。体幹は、頭部、頸部、そして狭義の体幹に分かれます。狭義の体幹は、胸郭、腹部、そして骨盤に区別されます。体肢と体幹の境界は、上肢は上肢帯(肩甲帯)、下肢は下肢帯(骨盤帯)によって区別されます。肩甲帯は、両側の鎖骨と肩甲骨から構成され、体幹に付属し、可動性を示します。骨盤帯は、両側の大腿骨に接続しており、体幹の仙骨に取り付けられています。

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J0390 (人体の部位:頭部と頚部)

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J0391 (人体の部位:前面図)

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J0392 (人体の部位:背面図)

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J0393 (人体の部位:男性の会陰部)

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J0394 (人体の部位:女性の会陰部)