この関節は3つのみ存在し、第2~第5中足骨底の隣り合う面によって形成される。関節包と関節腔は通常独立しておらず、足根中足関節と連続している。
特殊構造として、背側および底側中足骨底靱帯Ligg. basium ossium metatarsi dorsalia, plantariaという補強靱帯(RK460(足関節:外側からの図) 、RK463(**足関節:**足背側から見た図) 、RK464(**足関節:**足底側からの図) )が隣接する骨の間を斜めに走行している。また、骨間中足骨底靱帯Ligg. basium ossium metatarsi interossea(RK467(右足関節) )という骨間靱帯が関節隙の遠位側に存在する。
5つの中足骨の間にある4つの空間は中足骨間隙Spatia interossea metatarsiと呼ばれる。