(西は日本人の回旋筋領域における未知の筋束として、1) Fasciculi costoarcuales、2) Fasciculi interarcuales、3) Fasciculi transversoarticulares、4) Fasciculi articulocostales を挙げ、横突棘筋系の分化を系統発生的に説明した(西成甫、解剖学雑誌、10巻、59、1937)。)
Theile によれば、回旋筋は11個のみで、脊柱の胸部にのみ存在する。
H. Virchow によれば、脊柱の胸部では通常11個であり、12個あることはより稀で、時に10個のこともあるという。
これは小さな筋で、多裂筋よりもゆるやかな傾斜で走行する。横突起の上部および背方部から起始し、直上の椎骨の椎弓基部外面に停止する。第1回旋筋は通常、第2胸椎から第1胸椎に至る。
**神経支配:**対応する脊髄神経による。