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目次(IV. 内臓学)

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声帯靱帯の前端に、やや長めの円形をした小さな弾性軟骨がしばしば存在する。稀に、披裂軟骨と小角軟骨の接合部外側にも小さな軟骨が見られる。また、左右の披裂軟骨間の粘膜ひだ内に、細長い棒状の小軟骨が時折存在することがある。

喉頭の軟骨はすべて軟骨膜に覆われている。比較的大きな軟骨の部分は硝子軟骨で構成されており、この硝子軟骨は25~30歳ですでに石灰化し、さらに骨化することがある。