[図538] 腕神経叢の模型図
C5~C8は第5~第8頚神経(前枝)、D1は第1胸神経の前枝を示す。I は上神経幹、II は中神経幹、III は下神経幹を表し、各々が1本の前枝(a1, a2, a3)と1本の後枝(p1, p2, p3)を出す。a1とa2が合わさって外側の第2次幹である橈側神経束1を形成し、a3は内側の第2次幹である尺側神経束となる。後方の3枝が合流する部分から、後方の第2次幹である背側神経束2が生じる。
[図539] 腕神経叢の別の模型図
V~Iは第5~第8頚神経と第1胸神経の前枝を示す。背側神経束(r)を形成する線維束は点描で表現されている。r は橈骨神経、mc は筋皮神経、m は正中神経、u は尺骨神経を表す。