https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
層の基本構造
細胞と終末
顆粒状の物質からなる薄い層であり、第3層と同様に神経細胞の豊富な枝(一部はグリア細胞由来)が主体となっている。この層には第4層の双極性細胞から外方へ伸びる多数の終末小枝が存在し、また神経上皮層の細胞から内方へ伸びる終末も含まれている。
また、中心性の遠隔細胞(zentrale Fernzellen)からの終末小枝も存在する。特徴的なのは水平細胞Horizontalzellen(図630(ヒトの網膜視部の横断面))が多数存在することで、その終末分枝は水平方向に広がっている。これらが形成する原線維の水平方向の房は、明確に外層と内層に区別される。