RK548(手の骨間筋(IV))、549-550(手の第4指の中手骨と指骨、屈筋の腱を示す)
この筋は二つの頭部から構成される。横頭(Caput transversum)は第3中手骨の全長にわたって起始し、斜頭(Caput obliquum)はこれに隣接する手根骨およびそこにある靱帯から起始する。しばしば第2および第5中手骨からの筋束も加わる。終腱は第1中手指節関節の尺側の種子骨に停止する。
**神経支配:**尺骨神経の深枝
**脊髄節との関係:**C7, (Th1)
**作用:**母指の内転
**変異:**斜頭と横頭の間の間隙の広さに個体差がみられる。