(RK669(骨盤右半分の動脈分枝(左側面図)))
この動脈は内腸骨動脈の枝として独立して起こるか、あるいは前記の動脈かその他の枝と1本の共通幹をもって出ている。
これは膀胱底の付近で精管に達し、それぞれ1本の上行枝と下行枝に分かれる。下行枝は精管に伴って精嚢腺に達し、上行枝は鼠径管と精索に至り、精巣動脈と結合する(603頁参照)。