(第3腓骨筋の欠如は日本人154体側のうち13体側(8.4%)[松島]、44体側のうち3体側(6.8%)[保志場]、982体側のうち45体側(4.6%)[日本人について保志場がまとめたもの]である[松島伯一:実地医家と臨床、4巻、67~69、750、1927;保志場守一:金沢医科大学解剖学教室業績、29巻、119~121、1938;栃原潤、小野沢武男:解剖学雑誌、5巻、589~600、1932]。)はSchwalbeおよびPfitznerによれば8.2%に欠如するという。その停止腱はしばしば分岐し、1つの腱束は通常の場所に、他は第5指、第4中足骨底、およびその他の近接部位に達する。第3腓骨筋は類人猿より下等な猿に見られるM. peronaeus parvus(小腓骨筋)と相同である。