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片山正輝

目次（III. 脈管系） 、脈管系の図譜

解剖学的特徴

• 大脳鎌と小脳天幕の結合部から内後頭隆起へ走行する
• 横断面は上方が鋭角な三角形をなす

血管の合流

• 始部において下矢状静脈洞と大大脳静脈が合流する
• 後方部では小脳上部の静脈が流入し、次第に拡大する

RK685(頭蓋腔の静脈洞の模型図：内方から見た側面図)

RK686(頭蓋底の静脈洞と眼窩の静脈)

直静脈洞は大脳鎌と小脳天幕の結合する縁に沿って、後方の内後頭隆起へ向かって走行する。その横断面は上方が鋭角な三角形を呈する。始部で下矢状静脈洞と大大脳静脈（V. cerebralis magna）が合流し、後方では小脳上部の静脈も流入するため、徐々に拡大している。