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片山正輝

目次(II. 筋系)筋系の図譜

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基本的特徴

解剖学的区分

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RK513(**頭部の筋(**I))

この筋は薄い筋板で、広がりと厚さが著しく可変的である。側頭部の腱膜上に位置し、時に前頭筋まで及ぶことがある。浅側頭動脈とその両枝により3つの部分に区分される。

  1. 側頭部(Pars temporalis):前方に位置し、帽状腱膜に起始・停止する。
  2. 三角部(Pars triangularis):中央に位置し、浅側頭動脈の前頭枝と頭頂枝の間に存在する。
  3. 頭頂部(Pars parietalis):後方に位置し、以前は上耳介筋(M. auricularis sup.)と呼ばれていた。帽状腱膜から起始し、筋束の大部分は耳介軟骨に、後方の一部は帽状腱膜に停止する。