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片山正輝

目次(V. 神経系)

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図421(菱形窩の表面像)

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図422(脳幹、四丘体付近、菱形窩)

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図428(中脳、間脳および尾状核の上方からの図)

四丘板は前髄帆の上端から松果体の付け根まで広がっている。松果体は四丘板の上部の中央に位置し、小脳の前方部は両側の下丘を覆っている。四丘板という名称は四丘体Corpora quadrigeminaと呼ばれる2対の隆起に由来する。これらの隆起は、上方の比較的低くて大きい1対である上丘Colliculus rostralisと、下方のより突出した小さい1対である下丘Colliculus caudalisから成る。各丘の内部には上丘核Nucleus colliculi rostralisおよび下丘核Nucleus colliculi caudalisが存在する。