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片山正輝
目次(V. 神経系)
これはLVからSIIにわたる範囲から2根をもって出る。
この神経は上方枝と下方枝に分かれ、骨のごく近くを走って、梨状筋の上方で大坐骨孔の上部を通過する(図557(右大腿の屈側および臀部の深部神経))。細い上方枝は中殿筋の下に至り、小殿筋の上縁に沿って前方に走り、中殿筋内で分枝する。下方枝は中殿筋と小殿筋の間を前方に走り、中殿筋に枝を与え、小殿筋に分布し、最後の枝を大腿筋膜張筋に送る。