(古泉の報告によると、日本人の棘上筋の全長は白人より長く、アイヌ人より短い(古泉光一:日本医科大学雑誌,5巻,1063~1083,1934)。)
この三角形の筋は、棘上窩の壁および棘上筋膜から起始し、肩峰の下を通過する。その終腱は肩関節の関節包と癒合し、上腕骨大結節の上部に付着する。
**神経支配:**肩甲上神経
**脊髄節との関係:**C5
**作用:**上腕骨の外転(上方への挙上)
**変異:**この筋の変異は顕著ではない。Le Doubleは副筋束の存在や、この筋の腱が近接筋と結合する例をいくつか報告している。