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目次(III. 脈管系)
(RK644(脳底の動脈) )
この動脈は1.2~1.5cmの長さで、たいてい細く、小翼突起のそばで内頚動脈の壁の後部から出る。
トルコ鞍と灰白隆起の側方で後方に進んで後大脳動脈に至り、この動脈を内頚動脈と結びつけている。こうして大脳動脈輪(Circulus arteriosus cerebri)という環状の動脈が形成される。この動脈輪は橋の前端から視神経交叉の前端にまで達している。