この細い動脈は、鼠径靱帯の下方をこれと平行して前上腸骨棘に向かって走行する。靱帯を越えて起こる少数の枝が、筋膜と皮膚に分布している(RK647(前胸壁と前腹壁の動脈)RK673(大腿動脈とその枝(I)))。