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表101 幹神経節諸型の出現数(52体94側中)

完全標準神経節 A型 541 B型 191 C型 198
完全境界神経節 D型 13
小神経節 a'型 86 b'型 19 c'型 1
d'型 3
複合神経節 Inf.A 64 Inf.Aa' 14 Inf.AA 10
Inf.a' 1 Inf.AAa' 1 Aa' 53
AA 29 a'/a' 19 a'A 15
AAa' 7 a'a' 3 a'AA 2
a'Aa' 1 AAA 1 a'AAA 1
AD 53 a'D 16 Ad' 2
a'AD 1 a'/d' 1 ADB 1
DB 4 d'B 3 d'Bb' 1
BB 27 b'B 6 b'b' 2
BBB 2 b'/b' 1 b'Bb' 1
Bb' 1 BC 13 BBC 1
b'C 1 b'CC 1 CC 11
Cc' 1
総計 1423

A型: 同一神経節に交通する不分岐の灰白と白交通枝を両方持つ。 B型: A型と類似していますが、白交通枝が一分節頭側の脊髄神経と交通します。 C型: 不分岐灰白交通枝のみを有する(D型を除く)。 D型: 最尾側のA(a)型と最頭側のB(b)型の間に位置し、不分岐灰白交通枝のみ存在します。これが交通する脊髄神経には、最頭側のB(b)型との白交通枝が存在します。 a型: 同一の脊髄神経に交通する分岐または不分岐の灰白と白交通枝を有する。 b型: a型と類似していますが、白交通枝が灰白交通枝より一分節高い脊髄神経と交通します。 c型: 分岐灰白交通枝のみを有する(d型を除く)。 d型: 最尾側のA(a)型と最頭側のB(b)型の間に存在し、分岐灰白交通枝のみを有します。 lnf: 下頚神経節 小神経節の型は、それが構成する分離神経節の型にダッシュをつけて表示します。複合神経節の型表示は、構成要素を分節の順に左から右に配列します。ただし、異なる分節由来の同型の小神経節が結合した場合は文字間にスラッシュを入れ、同一分節由来の場合は入れません。

(吉田、1980)