a) 蝶後頭軟骨結合(Synchondrosis sphenooccipitalis)は後頭骨の底部と蝶形骨の体との間の結合で、およそ20歳で骨結合に変わる。
b) 蝶錐体軟骨結合(Synchondrosis sphenopetrosa)は蝶錐体裂を埋める。
c) 錐体後頭軟骨結合(Synchondrosis petrooccipitalis)は錐体後頭裂の中にあり、下錐体静脈洞の底をなす。
d) 後頭骨の鱗部外側部軟骨結合(Synchondrosis squamolateralis ossis occipitalis)および
e) 後頭骨の底部外側部軟骨結合(Synchondrosis basilateralis ossis occipitalis)は幼児の後頭骨にあり、左右の外側部を前方では底部から、後方では後頭鱗から分けている。この軟骨結合は生後2年目以降に骨化して骨結合となる。
f) 蝶骨間軟骨結合(Synchondrosis intersphenoidea)は胎児の第7月末までにしか存在せず、鞍結節付近で蝶形骨の体を横切って走っている。