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目次(VI. 感覚器)

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蝸牛壁の基本構造

構造の詳細

蝸牛の骨壁は外板Lamina externa、内板Lamina Interna、および両者の間にある板間層Diploëの3層から構成されている。内板は蝸牛軸のほか各階の隔壁と外壁の基層を形成し、外板(骨包)は蝸牛全体を包み込んでいる。

板間層の小梁の間には脂肪組織や血管が存在する。内板は蝸牛窓の第二鼓膜の基礎も形成している。ラセン孔列と蝸牛小管の内口の部位では、内板に開口部が存在する。