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目次(II. 筋系)

筋系の図譜

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日本人の後頭骨項平面における筋付着については、伊藤昌一著『解剖学雑誌』第8巻(1935年)を参照されたい。

体幹の腹側には、前仙尾筋(M. sacrococcygicus ventralis)と尾骨筋(M. coccygicus)の2つの筋がある。

前仙尾筋(M. sacrococcygicus ventralis)の存在は不定である。この筋は最下部の仙椎外側部の前面から起始し(RK489(腹側の尾骨筋群) )、下方および内側に走行して最下尾椎の前面に停止する。

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RK489(腹側の尾骨筋群)

**神経支配:**S. IV、Vによる(Eisler)。

尾骨筋(M. coccygicus)、すなわち尾骨外転筋(M. abductor coccygis)は扁平な四角形の筋である。この筋は腱性の束を混じえて坐骨棘から起始し、扇形に広がって仙骨と尾骨の外側縁に付着する。

**神経支配:**陰部神経叢から。

**脊髄節との関係:**S. (II)III、IV(V)(Eisler)。