この動脈は貧弱で不定な枝であり、小胸筋の上方で起こる。第1と第2の肋間隙の上を下内側に進み、外側鋸筋の上部の起始部と肋間筋に枝を与え、最終的に大胸筋と小胸筋の間に広がる。

多くの場合、この動脈から外乳腺枝 Rami mammarii externi という2、3本の小さい枝が乳腺へと向かう。

647.png

[図647] 前胸壁と前腹壁の動脈(Tiedemannによる)

648.png

[図648] 鎖骨下動脈と腋窩動脈(3/5) *肩甲舌骨筋(下腹)†胸筋枝